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男子校の水泳(2) 



第一話




さぁ来ました。

なにが来たって彼ですよ。

NT大卒業。体育教師の若手株。


佐々木先生(仮)です。


まあそんな不人気な教師というわけじゃないんだけど。


「おーい……。何人だよ?」


「8人っす!」

これまた教室のボス的な奴の発言。うん、こいつはボスでいいや。
(そんなあだ名ではありません。てかだいぶテキトーです。)

「はあ?なんだよ、一ケタかよ!?」


「そうなんすよ!だからサッカーしましょ、先生!」
 

おっ!

ちょっとした期待を抱いてしまう。







「いや、んなわけないだろ。お前らまとめて-15点だから」


どん底。


「あ―……もう出てるやつだけ数えるわ……。えーと、青原……飯村……」


もうだめだ。



「あーもうやべぇよ!1時間なにしろっての!?」

ボスはお怒りのようだ。


「どうする?」

「あ、麻雀教えてくれない?スマホのアプリで落したんだけど……」

「次の時間の小テストの問題どれよ?」

「たしか電磁気の……」


他の皆様、準備がよすぎです。


そして50分間の絶望に満ちた時間(ようはヒマなだけ)が始まる。


その隅で彼らが動き始めていた。








アォ―――!


おいおい、なんか叫び始めたぞ……。

というのもヒマな人たち(俺は違うよ?)がエアギター始めたから。



その割に叫び方がキング・オブ・ポップなんですが……。


「おい!静かにせい!」

先生が叱る。が、そんなに怒ってない。

これが男子校ゆえの寛容さ?というわけ。


というかブラシはいいんか……。


「うおりゃ―――!!!」


こんどはプールサイドを走り始めた。

ブラシ付きで。


「ブラシしまえ!つかおとなしくしろ!」


さすがに先生もすこし怒気を込めて言った。


「え!先生!俺ら申し訳ないんで掃除してるんすよ!」

ちなみに申し訳ないってのはヒマなんで、って意味。


「いやしかしな……」


「先生!やらせてください!」

「そうです!」

「どうせならきれいに使いましょうよ!!」


見事なチームワーク。

絶対に面白いからだよ……。


ということで続行。


「おりゃ―――!」

「どっせーい!!」



これ以降10分ぐらいプールには叫び声が響いていた。



第三話
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category: 男子校のその3

thread: 自作連載小説 - janre: 小説・文学

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