12«1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31.»01

non-title

自作の小説中心

スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

category: スポンサー広告

cm --   tb --   page top

男子校の節分~逆襲のC組~(3)  終 


第一話
第二話






2月3日13時14分:1-C教室内


「じゃ、豆は行き渡ったか!?」


「「オッケ!」」


「箱はみんなの分あるか!?」


「「もちろん!!」」


「よく作れたな……」
「豆もだよ……よく持ってきたもんだ」



2月3日13時20分:1-C教室内

「はい、じゃ、始めるよ――」
ついに授業が始まる。


「起立、礼!」

「「しゃ―――す!!」」

「着席!」


※以下は小声です

「何時くらいにする?」
「最初にやると後が気まずいよな……」
「やっぱ2時くらいにする?」
5限の授業は13時20分~14時10分だ。
「だな。ちょうどいいだろう」


※以上


「ほら、そこ、静かにしなさい」


「あ、はい!」
「すんません!」

普通の応答に見えるが、普段とはまるっきり違う反応だ。

「あ、うん、ならよし。えー、水酸化・ナトリウムと……」


違和感を覚えつつも授業を再開していた。


2月3日13時59分:1-C組教室内


ガタン
「みんな!今日は2月3日。節分だ!」

「「おう!!」」
いきなりなんか始まる。



「ほら、静かに、しなさい!」
一応怒っては来るが全員もうそんなの気にしない。



「節分といえば?」

「「豆まきでしょ!」」


「俺ら……まだやってないよね?」

「「そ――ですね!!」」

ここでクラスの全員が豆を構える。

教師の顔が青ざめる。
こんな事例は前代未聞だろう。

「じゃあ、いつやるの……!!??」


「「「今でしょ―――!!」」」

全員が一斉に教卓に向かって豆を投げる。
天井が豆で埋まる。

じゃらじゃら、という音の反響。

これこそ、豆まき。



ep

掲示
1ーCは2月10日に全生徒およびその保護者を伴った
学年会議を16時00分より第一会議室にて行います。




「わが校は開校以来30年を迎えていますが……」
「こんなことは君たちが初めてです……」

学年主任の言葉



「豆まきなんざ勝手に外でやれ!!」

体育教師の言葉



「言葉にできない」


ある生徒の父親の反応




「おい……」
「ああ、俺らは助かったな……」
「掃除をしたのが好評価だったな(笑)」

1-E生徒の会話


fin



スポンサーサイト

category: 男子校のその2

thread: 自作連載小説 - janre: 小説・文学

cm 2   tb 0   page top

男子校の節分~逆襲のC組~(2) 


第一話







この学校の高一は6クラスある。
高校から入学したA・B組
中学から入学したC・D・E組
選抜クラスのF組
この中でSが授業を担当しているのはC・D・E・F組だ。




2月2日8時45分:1-C教室内


「今日だれか買い出しいかね?」
「あー俺行くわ!」
「俺も!」

「つか豆は出来るだけ持参ね!」
「誰かあの……紙で箱作れね?」
「あ、俺作れるよ!」

ホームルーム中から翌日の準備に関して会話が飛び交う。

「ほら、話を、聞きなさい!」

担任が注意をしてくる。

「うるせぇよ!」
「はやく終わらせろ!」

見事なまでの反撃。

「起立!礼!」
「「した―――っ」」

学級委員の号令とともに礼。
教師を無視したホームルームの終わらせ方はもはや毎回恒例となっていた。




2月2日12時57分:1-E教室内


「明日どうする?やるの?」
「あ――……豆は買ってくるかな」
「C組のやつについてけば?」
「それでいいな」



2月2日19時08分:量販店内


「豆ってここに売っているのか……?」
「あ、あった」
「はえ――な!」
「え、どんなやつ?」




『お得1kg!県内最高の安さ!』




「「もはやどこからツッコンでいいのかわからん!」」
「お得!?こんな使うやついね――よ!」
「俺たちどうなの?」
「県内最高ってどこから調べた?」

「とりあえずこれでいいか……」



2月2日20時35分:SNSサイト上

『みんな、明日の準備した?』

「もちろん!」
「お得(笑)」
「うちのクラスもやるか……」




2月3日8時48分:1-C教室内

「今日の奴の授業は5限、昼休みの後だ!」
「みんな昼休み終わる前に教室集合ね!」

「「オッケー!!」」


同時刻:1-E教室内

「どうする?」
「いや、もう俺らは計画的に行こうぜ!」
「計画的……とは?」

「初めから掃除までしっかりやろう」

「「!!!!」」

「そんな……」
「悪いことをするのに後始末はしっかりするとは……」
「E組流だな!!」


2月3日12時48分:1-E教室内

「……みんな豆持ってる?」

「「オッケ!」」

「いくぜ!!」

2月3日12時55分:1ーE教室内

「年の数だけ食べるぞ!」

「終わったらモップな!」

2月3日13時03分:1-E教室内

「よし、完了!」

「なんて普通に終わったんだ……」
「おもしろみのなさ半端ねぇ……」

「次の時間、C組がやるんだろ?」



第三話

category: 男子校のその2

thread: 自作連載小説 - janre: 小説・文学

cm 0   tb 0   page top

男子校の節分~逆襲のC組~(1) 



1月30日12時55分:1-C教室内(2階)


「いやー久々のゲーセンだったな~」
「ああ、模試も終わってひと段落だよな~」
「つか、昨日の相手さー、まじ鬼強じゃね!?」
「だよなー。あんなのみたことねーよ……」
「鬼……?」
「そーいや、もうすぐ節分だよな」





2月1日10時42分:1-C教室内

「えー、ちょっとみんな聞いて!」

「なになに?」
「寝かせてくれよ……」


「来るべき節分にて、豆まき大会を開催したいと思います!」


「は?」
「いや、なんで?」
「寝かせてくれよ……」

「ま、ま、聞いてくれよ。」


「標的は、Sだ!」


「え、まじ!?」



教室が騒然とするのも無理はない。
Sはこのクラスの担任で、無能の権化と呼ばれている教師だ。
ちなみに給料はこの学校で一番高いそうだ。

「いつやるんだよ?」
「ホームルーム?掃除ダリィ」

「ま、時間割表を見てみろよ……2月3日は?」

「あ……。授業あるじゃん……」



「そこで実行しようと思う!」


「これは……面白いかも」
「さすがに教師だぜ(一応)。まずいんじゃないか?」
「これには眠気も吹っ飛ぶ」

「必要なものは俺らで買ってくるから!」

「楽しみにしとこう!」
「絶対ばらしたらあかんな……」



2月1日14時14分:1-E教室内(1階)

「上のクラスで豆まきするらしいぞ……」
「しかも標的はSだってさ……」
「俺らもやるしかないな……」


第二話

category: 男子校のその2

thread: 自作連載小説 - janre: 小説・文学

cm 0   tb 0   page top

プロフィール

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。